【活弁】カリガリ博士 + 狂へる悪魔
上映予定
Blu-ray
武蔵野館にて上映
※株主優待券(証)・株主優待割引券・招待券はご利用いただけません。
活弁料金:¥2,500
上映期間: 6月10日(木)18:00の回★上映後トークイベント有り
上映時間: 『カリガリ博士』56分 + 『狂へる悪魔』1時間4分(2本立て上映)
■『カリガリ博士』
或る小さな町のお祭り。中でも人気を集めていたのは、催眠術によって眠り男ツェザーレを操り、見物人の未来を予言させるカリガリの見世物小屋。ある時、町で連続殺人が発生。小屋を訪ねたことがあるひとりの若者フランシスは、カリガリたちが事件に関わっていると疑いをかけるが、、、。
監督:ロベルト・ヴィーネ
出演:ヴェルナー・クラウス/コンラート・ファイト/リル・ダゴファー/フリードリヒ・フェーヘル
製作年/製作国:1919年/ドイツ
弁士:徳川夢声/福地悟朗(前半を福地悟朗、後半を徳川夢声)
※かつて武蔵野館で弁士を務めていた徳川夢声と福地悟朗の当時の貴重な音声素材を復元し上映致します。
■『狂へる悪魔』
人間の心の中には善と悪の二面があり、どうしてもこれを制御できない場合があると覚った医学博士のジキルは、「人間のなかに潜む2つの本性を別々の肉体に分けて宿すことができたら」と研究室に閉じ籠り、遂に奇跡的な薬を作り出すことに成功するが、服用することで自己の欲望に忠実に生きるハイド氏を生み出してしまう。
監督:ジョン・S・ロバートスン
出演:ジョン・バリモア/マーサ・マンスフィールド
製作年/製作国:1920年/アメリカ
弁士:澤登 翠
演奏:湯浅ジョウイチ(ギター)/石川理史(チェロ)
弁士 紹介
澤登 翠(さわと みどり)
法政大学文学部哲学科卒業。故松田春翠門下。日本独特の話芸「活弁」の第一人者として、国内を始め仏、伊、米他海外にも招聘され好評を博している。洋画、現代劇、時代劇とレパートリーも豊富。活弁の継承者としての活動が評価され、これまでに文化庁芸術祭優秀賞、文化庁映画賞他を受賞。無声映画鑑賞会での公演を基盤にフィルムセンターや各地の映画祭での公演、大学他での講座、TV番組のナレーション、朗読とその活動は多岐に亘る。2015年、「文藝春秋」に掲載の「日本を代表する女性120人」に選出、2017年3月には松尾芸能賞特別賞を受賞。周防正行監督最新作映画『カツベン!』では、活動弁士監修を担当した。
演奏者 紹介
湯浅ジョウイチ(ゆあさ じょういち)(作曲・編曲、ギター・三味線)
1987年、東京国際映画祭でD・W・グリフィスの『國民の創生』の楽士を務めて以来、無声映画用音楽の復元や作・編曲等を行い、後に和洋楽団カラード・モノトーンを結成。作・編曲・指揮の他、ギターや三味線も演奏する。近年は欧米にも招聘され、精力的に活動している。
石川 理史(いしかわ まさし)
埼玉県出身。1歳で渡米、3歳よりピアノ、5歳よりチェロを始める。フェルメールカルテットチェロ奏者の故、マーク・ジョンソンとその子女ニコールに手ほどきをうける。ノースショア音楽学校に在籍、スズキのサマースクール等に参加。8歳で帰国、東京フィルハーモニー交響楽団チェロ奏者菊地武英先生に師事。東京農業大学を卒業と同時に桐朋学園大学カレッジ・ディプロマコースチェロ科に入学、堤剛、毛利伯郎両先生に師事。修了後は東フィルをはじめとしたプロオーケストラに参加、Kバレエ、ブロードウェイミュージカルなどにも参加し幅広く活動。室内楽はカルテットを中心に年数十回参加し、またアマチュアオーケストラの首席演奏も行う。ソリストとしてトラウム・ズィンフォニカーオーケストラとドヴォルザークのチェロ協奏曲を共演。都内音楽教室講師、コバケンと仲間たちオーケストラ 首席チェロ奏者、カルテット・ノッツ チェロ奏者。
- 映画名
- 【活弁】カリガリ博士 + 狂へる悪魔
- 上映期間
- 6月10日(木)18:00の回★上映後トークイベント有り
- 上映時間
- 『カリガリ博士』56分 + 『狂へる悪魔』1時間4分(2本立て上映)
- 注意事項
※弁士、演奏は予定につき、予告なく変更となる場合がございます。予めご了承下さい。